--------------1限目------------------
「それじゃ、学活始めるわよ。
いろいろと決めていきたいんだけど・・・・
学級委員も決まってないから、
男女の出席番号1番!!
え―と、五十嵐と石黒!!!
前に出てきて、進行してくれない?」
えっ、あたしと太陽でッ?!
嫌々あたしは前へ出た。
太陽を見ると、太陽も嫌な顔してた。
「じゃ―・・・学級委員決めま―す。
・・・誰か立候補いる??」
太陽が緩~く、ダルそうに
クラスみんなに問いかける。
もちろん立候補者はいない。
誰か立候補してよ―・・・
決まらないじゃんかΣ
そのまま沈黙が続く。
クラス内の沈黙を最初に破ったのは、
あたしの友達、亜里沙だった。
「誰も立候補する人いないし―、
その2人でやっちゃえば??」
え、まさかのこの展開ッッ???!!!
「ぁ、あたしも賛成―!!」
「俺も―!!」
みんなが賛成の声をあげる。
パンパンっ。
「それじゃぁ、学級委員はこの2人で決定ね♪
半年頑張ってください!」
と、先生が言った。

