少しの沈黙が流れた。 先にそれを破ったのは、私じゃなかった。 「最近部活こねーじゃん」 う、いきなりそれですか。 「あは、この頃少し用事が少々多めでですね・・・」 「もしかして川端、俺の事さけてる?」 うっ! 「そ、そんなことないよ?」 目一杯の笑顔をふりまくつもりだったのに、何か頬がひきつった。 「じゃあ」 サクは真剣な目でそんな私を見た。