「3組ってさ、昼休みは皆いないんだね!!うちらは教室にいる人多いからさ~!」

 「あー。まぁな。」

少しの間、沈黙が流れる。

こーゆー空気、あたしはすごい苦手。

 「蓮…。あのさ~…。」

なかなか言い出せない。

何を言っていいかわからない。

 「…メールのこと?」

 「…あ、うん。」

もしかして…。やっぱり蓮も同じ気持ちだったのかな?

 「…正直さ、愛華のおかげで元気にはなれたんだよ。」

 「そうなの?」 

 「うん。でも、自分がかなり焦ってるのがわかったかな。
  それでネガティブに考えてた。」

蓮はそう言って寂しそうに笑った。

こーゆー表情が大人だと思う。

…ちょっと待てよ?

蓮も焦ってたの?