俺様☆姫様★王子様 3





「ね……ねぇ?あたし、カインが何考えてるのかわかんないよ」




「……そんなの当たり前でしょ?」





「うん、そう。当たり前だよね。じゃあ…」



何でそんなに寂しそうな顔するの、何て言葉は紡げなくなってしまって。





その代わり唇に感じたのは、ひんやりと冷たいけど、柔いもの。










本日3度目の、カインの口づけだった。