ただ君だけを想う。

わかってた…。


『俺…、海音は俺にとって大切な女友達だと思ってる』


わかってたのに…


「うん、私も…愁ちゃんは大事な男友達だよ…」


実際に言われるとキツい…。


でもこれで愁ちゃんとの関係が壊れるくらいなら…

私が我慢すればいい。


『だ…よな。はは。びっくりした…』


「あー、ごめんね!今の気にしないで。」


やだ…、泣きそう…。


俯いて目を閉じた時…、


『お~っ、愁やっぱ早えなぁ!』


聞き慣れた声と…、数人の男バスの部員が体育館に入って来た。


ほっ………。
良かっ、た…。


『って何~?海音チャンと二人で』


ドキッ…


てかあなた誰ですか…!?


男バスとはあんま絡まないし…。


でも私の名前知ってる…?