ただ君だけを想う。

――――………
―――……


「負…けた…」


結果、5本目で私が外して負けた。


悔しい~~~~~!


特典がどうのこうのじゃなくて…


ただ単に得意なフリースローで負けたことが悔しい。


愁ちゃんはどうしてこんなに完璧な人なんだ。


不得意な物なんかないんじゃないだろうか…。


『はは、そんなに落ち込むなって☆』


むかつくっ!


「次は絶対勝つんだから!!」


『おー、いつでもいいぞ~』


なんか余裕そう…。


ほんとに悔しいな…。


告白…、出来なかったし…。


でも、私が奢ったジュースを美味しそうに飲んでたからいいか。


それをあっという間に飲み干した愁ちゃんは…


またボールを持って爽やかに体を動かしていた。


私は制服だったため舞台に座って見ていた。