ただ君だけを想う。

「ちょっと、聞いたー!?」


と、その時、クラスの女の子たちが声を弾ませて会話しているのが聞こえて来た。


思わず聞き耳を立ててしまう私と茜。


「中森くん、」


どうせ恋バナだろうとか思っていたら、


会話に出て来た名前にびっくりしてしまった。


「……!」


その名前を聞けば、
もうその女の子たちの会話から耳を離せなかった。