ただ君だけを想う。

『あぁー、疲れたぜ。』
『全くだ。』


そう呟いてなだれる様に座った拓海くんと愁ちゃんに私は「お疲れ様です…」とだけ声を掛けて、


私と柏木くんも椅子に座る。


『それにしても海音ちゃんの友達はパワフルだね。』


柏木くんがそう言ったので柏木くんの方を向いて、

私は多分楽しそうな顔で答えていたと思う。


「あはは、でしょ。初めての人はびっくりするよね。」


『少し…ね、』


柏木くんは優しいね。


拓海くんと愁ちゃん…
いや、特に拓海くんはキッパリバッサリと言うからね。


まあそれが本人にバレたら殺される所の話じゃないということは
知っていると思うけれど。