ただ君だけを想う。

「花音、今日もお願い!」


「はいはい…」


もぅ、この光景も毎朝恒例。


私は髪の毛をやるのが一番苦手で…


花音は得意だから、
いつも髪型は花音に頼んでる。


文句を言いながらもやってくれる花音は


私と同じ顔。


でも、髪型も好みも性格も所々違う。


私からして見れば、


もっとオシャレすればいいのにって思う。