だけど、やっぱり言われるとむかつくわけで…。
こればっかりはどうしようもない。
だって、私短気だもん…。
キーンコーンカーンコーン…。
あっ、チャイム鳴った。
やっとあの二人の話も終わったか…。
私は出していた教科書を机の中になおした。
「な~な!」
「あっ夢架(ユメカ)」
「何、そのからへんじ…」
夢架はつまらなさそうにジトーーっと私を見ている。
しかもあからさまに大きな溜め息つくし。
「もっとさぁ、かわい~く、『おはよ夢架ニコッ』てな感じでいえない?」
「無理」
ニコッと可愛い笑顔なんてできない。
「即答!?」
「うん」
「まぁいいけど…。それよりも、バレンタイン!どうすんの?正宗くんにあげるの?」
バレンタインそれは、女の子が好きな男の子にチョコを渡す行事…。
なんて、説明してる場合じゃないのよ。

