ある日、私はいつものように蓮の待つ下駄箱へ走っていた。 『ハァ、ハァ…委員会延びて遅くなっちゃった…。 急がないと蓮がかわいそう…。』 早く行かなきゃ―――――……って、あれは蓮…?? 何で廊下なんかにいるんだろう……?? その後聞こえた声に私は耳を塞ぎたくなった。 『ヤダもー蓮ったらぁ♪』