『えっ///』


『今更照れんなよ』



そう言って、蓮は私に優しくキスをした。



まるで、割れ物を扱うように……



唇が離れると、何か無性に寂しくなった。



『まだ足んない?』



コクリと小さく頷く。



すると蓮は、次は愛を確かめるような濃厚なキスをした。




キスが終わると、蓮はまたにっこり微笑んだ。




これからもずっと、私の大好きな蓮でいてね。













満月の夜、空にはい虹が架かっていた…………














-end-