今度は大きな声で名前を呼んだ。


「は〜るちゃーん!」


「朝だよー!」


「朝ですよ〜!」


まったく起きない…。


春ちゃんってこんなに朝弱いっけ。


仕方ない…。最終手段だな。


春ちゃんの体をくすぐった。


コチョ、コチョ、コチョ〜


ガシッ!!!!


「へ…?」


突然くすぐっている手を掴まれた。