「春ちゃん…ありがとぉ!!私も春ちゃん大好きっ!!!」 隣で慰めてくれる春ちゃんに私は自然と抱きついた。 さっきは不意打ちで私の方がびっくりしちゃったけど、今度は本当に自分から春ちゃんに抱きつきたかった。 春ちゃんの胸に頭を預けて背中に回した手で服をギュッと握る。 「………緋、夜梨」 抱きついたまま顔だけ上げる。 「…っ……!」 「春ちゃん何顔赤くなってんの?」 「緋夜梨のせいだろ!?つーか、その上目遣いは…反則」