「春ちゃん!昨日はごめんなさいっ!」 私は土下座をした。 頭を床につけて精一杯の反省を見せて懇親の土下座をする。 「……何やってんの?」 「…へ?」 第一声がそれ? もっと「いいよ」とか「俺こそごめん」とかを期待してたのに。 「だから、何やってんの?」 「何って…、反省を込めて土下座?」 春ちゃんはズカズカとこっちに歩いてきて私の前に立った。 そして優しく笑いながら「もう、いいよ」と言ってくれた。