「卒業おめでとう、緋夜梨」 「ありがとうお母さん」 今日の卒業式には何とか仕事を終わらせて海外から駆けつけてくれたお母さんとパパ。 「緋夜梨〜!!卒業おめでどーー!!」 ずっと号泣しているパパ 「泣きすぎだよパパ」 「あ…、拓郎さんもう時間よ」 「え?もう帰っちゃうの?」 「そうじゃなくて」 そう言いながらウィンクするお母さん。 なにかな…? 「いやだーー!!まだ緋夜梨といたいーー!!」 駄々をこねるパパを引っ張って行くお母さん。