「まぁ、私も早く孫の顔は見たいからな。緋夜梨が高校を卒業するまでの辛抱だよ」 「はい…」 そうだよな。後少しで高校卒業するんだから。 そうなれば… 毎夜熱い夜を迎えられる! そう思いほくそ笑んでいたら 「春人さん?さっき拓郎さんの電話の内容聞かせてもらいましたけど、調子に乗ってはいけませんよ?」 お、お義母さん!! 変な妄想の世界から一気に突き落とされる。 お義母さんの言葉はまるで氷山の一角に突き刺さったような胸の痛みがした。