もちろん何回かコールした後は留守番電話サービスへ繋がる。 でもそっちの方が良かった。 素直な気持ちを伝えられる気がしたから。 電話の向こうからピーッと言う音がなって私は話始めた。 「…春ちゃん、夜遅くにゴメンね? …私ね…ほんとは…ずっと……強がってたの。 ほんとは春ちゃんに逢いたくて仕方なかったの…っ! 春ちゃん…っ、寂しいよ!早く逢いたいよ…っ! 春ちゃんがいなきゃ夜も眠れないよ!」 「…逢いたいよぉ。春ちゃん…………」