優しいキスをし終えて緋夜梨を見る。 さっきよりももっと真っ赤だ。 そんな可愛いすぎる緋夜梨を抱きしめた。 自然と俺の背中へ回る緋夜梨の腕にとてつもない何かを感じる。 満たされていくようなそんな感情。 「緋夜梨…、これからは毎日キスしよっか?」 アドレナリンが出過ぎて調子に乗ってしまう。 でも返ってきた返事は… 「…私も……したいな」 〜〜〜っ!! 緋夜梨には勝てないな。 腕の中にすっぽりと収まる愛しい存在に満たされながらその日はゆっくりと過ぎていった。