未だ顔に添えられている両手は離れないし… もう思考回路ショートしちゃうよ〜!! 「も…これ以上…はっ…」 「ん?」 「ムリ〜〜!!」 そう言って春ちゃんを精一杯の力で押して何とかソファーから離れた。 はぁ、はぁ、あの距離はダメだよ。 だって…すぐ近くに春ちゃんの顔があるんだもん。 私は独り離れて火照った顔と身体の熱を冷ました。 するとソファーにいる春ちゃんから恐ろしく低い声が…