「ねぇ。美耶。瑠依って人頭おかしいよね?」

「はぁ?何言ってんの?学年TOP3に入る秀才だよ!?」

「そういうことじゃなくてー!!」

美耶に話すとややこしくなるからやめておこう。

授業はなんとなく聞いてるだけ。

教科書とかノートはいちお開いているだけだし、

先生なんてどうでもいい。

あいつらも結局は大人。

子どもを道具としてしか見れない

可愛そうな生き物。

個人を尊重してくれるのは一握りいるかいないか。

そんな悲しい世界なんだ。