チュンチュンッ もう朝か。 イテテッ ったく派手にやってくれたわね。 これじゃあ学校いけないじゃない。 まー行くけどね。 学校が私の唯一のオアシスだもん。 なんでかって? あいつがいないから。 あいつがいないとこだったらどこでもオアシスってわけ。 それにしても、いつも顔だけはやんないのに。 最悪だ。 イテテっと言いながら口の横の血が出てるとこに絆創膏をはって、パンパンに赤く晴れ上がった頬に湿布をはった。 よしっ これでオッケー。 学校いこ。