貸し恋彼氏〜カシコイカレシ〜




1人1人クジを引いていくにつれて本数も少なくなる。


最後の一本。

それが俺のクジ。



「江緑と隣の席だれ!?」


「替わってー!!」


なんて女子どもが言いやがる。

ふざけんな…


俺は断固拒否。



やっぱり
元の席の方が良かった。



賑やかにざわつくクラスメイトの輪に入らず
俺はすんなり新しい席につく。


その後に人が寄ってくる足音が聞こえる。


「えーっと…あの」



なんておどけた声出しやがって。

今回もハズレだな
とか思いながらも渋々顔を上げる。