貸し恋彼氏〜カシコイカレシ〜




教室に着くと、カバンから弁当を取り出す。


教室の中の人達が江録君を凝視する。


・・・特に、女子が。

意味が分からない。


たかが悪魔の行動でしょ?

そんな目をハートにするような人間ではないでしょ。




まぁ、どうでも良かったりするんですけどね。



さあ、あたしもひなを誘ってお昼御飯だ!


「ひな、お昼食べよ」


にっこりと笑ってひなに言うけれど、どこか戸惑っている様子・・・


「でもあんた・・・江録と食べるんでしょ?」


は? あたしがあの人と?



「何言ってんの?あたしはひなと・・「夏那は俺と食べるんだよ。ごめんな」


頭上から降ってくる爽やかな声・・・


「やっぱり江録と食べるんじゃん!行ってらっしゃい」


最悪・・・


振り返るとやっぱり六穏時江録だった。一応・・・表の・・・