貸し恋彼氏〜カシコイカレシ〜




さっきまでの目とは違い、あたしを優しく見つめる江緑君。


可愛さが


胸へと突き刺さる。


炎の空き缶けぇっとばし♪……じゃなくて


か、可愛い…


江緑君ってこんなに優しい目、してたっけ??


「えっと…」


江緑君にかなり動揺しているのが自分でも分かる。



「夏那…言って??」



…………はい今LOVE注入されました。




あたし言っちゃいます。



「あのね……呼び出しをされたの。喜多山さんだって事は分からなかったんだけど。」


本心をオブラートに隠すため、話す路線を変えながら話そう。


「なのに行ったの??」


「う、うん…」


「俺になんで言わなかったの??」


「だって…心配かけたくなかったし…」


「心配かけたくないとか言ってるワリにはかなりニヤケてたけど??」



江緑君の顔がどんどん険しくなっていくのがわかる。

……さっきのLOVE注入は何処に行ったのさ…