「じゃあ何で
ノート写さないんだ?」



ギクッ――――――――



「そ…それは……」



ここで痛いからなんて
言えないよなι


てゆーか、
洸に馬鹿にはされたくない!



「国語なんて話聞いてたら
だいたい分かる」



“僕は頭がいいです”宣言を
すると洸は腹が立ったのか
僕を睨んだ。



「あぁ?いい度胸だな。
俺より数学できねーくせに」



なんで
ここで僕の苦手教科を
出してくるんだよ