「あ、りがとう」


「ん」



本城くんは机の上に置いてある黒ぶちメガネをかけて椅子に座った。


机の上には書類らしきものがたくさん重ねてある。



「……本城くん」


「ん?」


「まだ…寝ないの?」


「うん」



……そっか。

私、サポート役なのに先に寝てもいいのかな?