ずっと、居て欲しい。




私の剣幕に少しびっくりしてる。


「おぉっ!ど…どうした?」


「うわっ!!ごめんなさい!!あの…プリント…あれ、ほら明日のプリント…忘れて…」



言葉にならない。


ダサいし、びっくりしたし、焦ってるし。

とりあえず靴下だけあげながら
平静を装うけど無駄だよね…


「あぁ、そっかそっか。遅れないようにな。」


「は、はい!!」





あぁ驚いた。




再び走り出したけど



…先生、びっくりしてたなぁ。

おもしろい顔してたし。


1人でクスクス笑いながら
部屋に戻った。



必死に走ったおかげで
時間にも間に合った。