ずっと、居て欲しい。



「ゆめのだーいすきなシュークリーム持ってきた♪」


桃子はコンビニの袋を差し出した。



「ありがとー。ごめんね、気ぃ使わせちゃって…」



「はぁ?私ら気ぃ遣う仲なわけ?」



ふざけて怖い顔をした桃子が

私より先に吹き出した。



「何自分で言って笑ってんの。ほら早く上がって!!」



紅茶を淹れて

2人でシュークリームを頬張る。