「あっ、めめこ?もうすぐ出番だよ。準備しないの?」 「…おっ、アキ。ごめんごめん!!今から準備する!!」 立ち上がって楽屋に向かおうとする私に アキの声が追いかけて来た。 「めめこー!!!頑張ろうね!!!」 振り返って見た彼女は 優しい顔をしてた。 「うん!!!」 アキはひねくれてて 難しい子だけど 無意識に求めてる言葉を 彼女はいつも私にくれる。 ―ありがと。 落ち着いた気持ちで ホール内に入る。 ……!!!!! せっ、先生?!?!