「飯」 と言ってタツヤがテーブルをさした。 テーブルの上にはサランラップで包んであるおかずがある。 「…うん」 食べろって意味だとすぐに悟った。 ご飯を食べている途中にタツヤの携帯がよく鳴っているけど「ああ」とか「ん」しか言わない。 無愛想なところはあたしと似てるな。 でも…、住む世界はまるで違うな。