「…………」 まただ。 うん。絶対にあの人…… たぶん、一個上の先輩。 さっきから、ずーっとケイト先輩を見てる。 でも、そのことにケイト先輩は気づいてはない。 ……ずっと、気づかなければいいのに…… でも、その願いは、叶わなかった…