ブォォーーーー




 ドライヤーの音が響き渡る私の部屋




 「ねぇ昴?」



 「ん?」


 私の髪を乾かしながら昴が答える


 「岬ちゃん・・・・」




 いいずらそうな私に気づいてくれたのか






 「気にすんなって。俺がなんとかするよ」



 「でも・・・・」



 「信用できない?」



 「だって・・・・岬ちゃんかわいいから・・・。」


 
 「いまさら何言ってんだよ!俺にはお前しか居ないよ」











 その言葉のせいで

 その後、私は何もいえなかった