別れた…!?


あのラブラブカップルが…?





昴…。何考えてるの?







そんな不安を抱えながらファミレスを後にした。










もうすぐ家というところ
そこで会った人物は



「よぉ。」









「昴…」



どうしてかはわからないけれど、自分の家の前で壁に背をつけて立っている


「鍵。忘れちゃってさ。」


「そう…なんだ…。
なんで…ここにいるの…?」


「お前んちの上の階なんだから。会って当然だろ?どうしたお前?」



「なんで…」


笑えない


「…?」


うまく笑えない


「なんでいるのよ…」





「だからぁ、お前「なんで1番会いたくない時に現れるのよっ!!」














「…は?会いたくない…?」









「会いたくない…。


昴は………私に好きな人ができたらいけないの!?」



「お前何いってんの?」






今日はどうも自分を抑えることができない





「川瀬先輩のこと二股って…なんで…!?」




「そ…」



「私は恋しちゃいけないの!?」





「それは…」












「昴なんて、だいっきらい!」




初めて言った


自分でもびっくりした



自分が怖かった