そりゃ冷静だろーね。
私が銀牙にやられるわけがないし。
「あ・・・・愛華さん!!」
「尚、いつの間にそんな卑怯者になった?お前は弱くても真正面から向かっていく男気のある奴だったじゃないか。」
私は腰をおろし、尚に問いかけた。
「だって・・・。」
「だって?」
「負けるのが怖いんです。いつの間にか紅牙はトップクラスになって弟分の銀牙の立場がなかったんです!周りからは紅牙のお荷物だって言われて・・・・。だから銀牙は強いんだって思わせたかったんです!!」
やっぱりこいつは男気のあるやつだ。
「そうか。でもな?尚。私はちょっとでもお前等、銀牙がお荷物だなんて思ったことなんかない。周りなんか関係ないんだよ。」
「ありがとうございます!!!」
尚は涙を流し勇を連れ帰って行った。
