私たちは車に乗って魔竜紀の溜まり場へ向かった。 私も久しぶりに行く。 きっと魔竜紀の皆は喜ぶ。 泣く人もいるかもしれない。 それだけ誠は慕われてるんだ。 「愛華。」 「んー?」 「倉庫に着いたらお前と付き合ってるって報告する。」 「うん。」 正直にうれしい。 魔竜紀の皆の反応が楽しみでしかたがない。