全然相手はザコい。 皆余裕だ。 愛華が気になり見てみると愛華の後ろで気の狂った奴がバイクに乗っている。 おいおい。何をするだ。 そう思った瞬間――― 「おらぁー!!!!」 気の狂った奴は愛華に向かって突進した。 「愛華!!」 俺は死を覚悟した。 やっと気持ちが通じたっつーのに俺はついてねーな。 でも愛華を守れるんならそれでいい。 愛華が幸せになれるなら―――