「どうなんだ?」





康平は首を横に振った。





「いつ目を覚ますかわからない。昏睡状態らしい。」





まただ。





また私が人を不幸にしたんだ。





私は何がしたいんだろう。





人を傷つけることしかできないの?





何で私は生れて来たの?