強くて弱い女




「おらぁー!!!!」





気の狂った1人の男がバイクで突っ込んでくる。





「愛華!!」





誠の声が聞こえたと同時に目の前が真っ暗になった。





・・・・アレ?痛くない・・・。





私は何が起きたのかが分り青ざめる。





誠が身代わりになったんだ・・・。





「誠!起きて!誠ぉ!」





私の顔は涙でボロボロだと思う。





でも今はそんな事より誠のほうが大事。





「康平!誠を病院に連れてって!」





「お、おう!」





本当は私が行きたい。





けど、この喧嘩を終わらせなくてはならない。