私の知っている2人ではない。 康平は昔に戻った様だ。 愁も強いけど、康平だってかつては「アークデーモン」と呼ばれた男だ。 簡単には折れない。 「俺の事を知らない奴なんていないと思ったがな。」 フッと鼻で康平が笑う。 「なんやと?おんどれ何者やねん!」 「アークデーモン。」 「アークデーモンと言えば分るか?」 「アークデーモンやと?!」 愁は知っていたらしい。 まぁ、族で知らない人はいないだろう。 あのアークデーモンを。