一生分の愛を…



『奈菜に決まってんぢゃん?』


『あたしがNo.3なんて聞いたことない』


私なんて・・・・・全然可愛くないよ。
奈津は私みたいに子供っぽいところなんてまったくない。それに学園No.2の美人って言われてて……こんな奈津と親友でいられて私は幸せ者だね。



『まあどーでもいいけど、奈菜は高野先輩が好きなのね?』




『うんっ』



そんなのあたりまえだよ!これだけは自信をもって言える!



『ぢゃああきらめるなよ!でわ私は帰ります!』



奈津はベットから立ち上がると部屋から出ていった。




『奈津…ありがとう…』