「………はい?」

また、おかしな事を!
これ、本気で言ってんの?
それとも、天然系??


「あ、まさか信じて無いの?」


「あ、いや、あの…っ。」



「じゃぁ、見せてあげる。」



「え、何を?」



「はぁぁぁっ!!」


「えっ、ちょっと、なに??」


バヒュンッ



「……ン…。
 ……って、え??」


目を開けた瞬間、驚いた。
だって、



「うそ、浮いてる??」


そう、レイカは
よくありそうな魔法使いの
ほうきにまたがって、
飛んでいたの。


「ちょ、えぇえ!?」


「どう?、これで信じた?」


「いや、信じるも何も…ッ。」



すごすぎて
言葉が浮かばなかった。


「ねぇ、
 ちょっと困ってる事があるんだけど。」


「?、なに?」


「私、魔法界からそのまま
 来ちゃったから、
 住むところがなくて
 困ってるの。」


「えぇっ??」