家につくと溜息をついて鞄を床におくと、ベッドの上に転がった。
そしてから、魔法少女リリカルなのはのフェイトちゃんの抱きまくらに抱き着く。
こう、ばふっ……と!



「あぁん、フェイトちゃんっ! 今日もあたしの疲れを癒してちょーだいっ」



周りにはリボーンの骸さんと雲雀さん、獄寺くんのポスター。
銀さんやら、沖田さんのポスターもある。あ、あとズラも。
本棚の上には数えきれないくらいのフィギュア。

本棚はちょっとやばめの本と、結構な量の漫画。
ジャンプ系とかたまに少女漫画系とか。
まぁ、とにかくオタク要素が半分と、腐女子要素が半分って感じ。

もちろん友紀にも、他の友達にも秘密だ。
バラしたらどうなることか……。



「ひぃぃぃぃぃ!」



ひとりで考えて、ひとりで悲鳴をあげたあたしって一体……。
まぁこういうのは普段通りだ。
妄想で暴走して、ひとりで悲鳴あげるだなんて……普通なんだ……よ、うん……。

ちょっと寂しくなったあたしは、そのまま眠ってしまった。

今日はネトゲ友達と狩りに行く予定だったのに。