強引な告白☆それぞれの恋☆【完】

あたしは嫉妬の眼差しでその由美って女を見ていた。



するとそれに気づいた由美はあたしを一瞥すると、良太に


「彼女?」


と尋ねた。



良太はあたしを見て微笑むと、由美を見て「彼女」と答えた。



ドキッ。


胸が高鳴る。



今、彼女って言った…?



あたし、彼女じゃないのに。



ただの友達なのに。



でも嬉しかった。



なぜ良太がそんな嘘をついたのかはわからないけど、すごく嬉しかった。