「よいしょ…少し歩きにくいですね…」

よたよたと、歩く私に、メイドが手を差し伸べてくれた。

「ー直に慣れてくると思いますよ」


長い真っ赤な絨毯を慣れない靴で、一歩ずつ進んで行った…。