でも、それが逆にどんどん
当麻クンの機嫌を悪く
しちゃってるみたいだよ、銀



「そうだじゃねーよっ!!

ガキの頃から知り合い
だからナンだってんだ!?

オレは――オレは
認めねーからなっっ!!」



窓ガラスがビリビリ震える
かと思うほどの大音響。



クラス全員が息を飲んで
静まり返る中――やっぱり
銀だけは、どこまでも落ち
着いた声で沈黙を破った。



「認めないって……何をだ?」



……あぁ神様。

どうやったらこの場が丸く
収まるのか、教えて下さい(涙)


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