深い後悔にさいなまれ
ながら声をもらすと、銀は
あたしをなぐさめるように
笑って言った。
「オマエが自分を責める
ことはない。
全てはあいつが言葉を
知らんのが悪い。
本当に、もう少しマシに
感情表現ができるように
なるといいんだが……」
“自分”で“自分”を
あきれ顔で評する態度が
おかしくて、あたしの心も
少しだけやわらいだ。
あたしは詰めてた息を
フッと吐いてゆっくりと
首を横に振り、
「ううん。
やっぱりあたしも
よくなかったよ。
もっと銀の話をいっぱい
聞いて、自分の気持ちも
ハッキリ伝えてればよかった」
_
ながら声をもらすと、銀は
あたしをなぐさめるように
笑って言った。
「オマエが自分を責める
ことはない。
全てはあいつが言葉を
知らんのが悪い。
本当に、もう少しマシに
感情表現ができるように
なるといいんだが……」
“自分”で“自分”を
あきれ顔で評する態度が
おかしくて、あたしの心も
少しだけやわらいだ。
あたしは詰めてた息を
フッと吐いてゆっくりと
首を横に振り、
「ううん。
やっぱりあたしも
よくなかったよ。
もっと銀の話をいっぱい
聞いて、自分の気持ちも
ハッキリ伝えてればよかった」
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