「というか、人間だって誰
だって、最後は離れ離れに
なるのは一緒だろう。
それを恐れるから、小桃は
誰とも心を通わせたくない
とでも言うのか?」
「そ、そんなことはないよ!
でも――たしかに人間
同士の恋愛でも、いつかは
どっちかが先に死んじゃう
んだろうけど。
だけど銀の場合は、もう
それが決定してるんだよ?
それに、歳をとる速さも
違うし……」
「同じことだ。
オレは自分がオマエを
見送るとわかっていても、
それでも今、オマエと
一緒にいたい。
歳をとる速さなんて関係ない」
_
だって、最後は離れ離れに
なるのは一緒だろう。
それを恐れるから、小桃は
誰とも心を通わせたくない
とでも言うのか?」
「そ、そんなことはないよ!
でも――たしかに人間
同士の恋愛でも、いつかは
どっちかが先に死んじゃう
んだろうけど。
だけど銀の場合は、もう
それが決定してるんだよ?
それに、歳をとる速さも
違うし……」
「同じことだ。
オレは自分がオマエを
見送るとわかっていても、
それでも今、オマエと
一緒にいたい。
歳をとる速さなんて関係ない」
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