「オマエが先に歳をとり、
先にいなくなる。
そしてオレはその先も
長い長い時を生きていく。
オマエは残されたオレが
辛い思いをするんじゃない
かと気にやんでるん
だろうが――
オレは少しも、そんな
ふうには思わない」
「銀―――…!?」
なんて言っていいか
わからなかった。
っていうか、銀のその
言葉に込められた思いが、
あたしにはまだハッキリと
わからなかった。
「どうして……?
だって……離れ離れに
なって、寂しいって
思わないの……?」
_
先にいなくなる。
そしてオレはその先も
長い長い時を生きていく。
オマエは残されたオレが
辛い思いをするんじゃない
かと気にやんでるん
だろうが――
オレは少しも、そんな
ふうには思わない」
「銀―――…!?」
なんて言っていいか
わからなかった。
っていうか、銀のその
言葉に込められた思いが、
あたしにはまだハッキリと
わからなかった。
「どうして……?
だって……離れ離れに
なって、寂しいって
思わないの……?」
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