｢銀はピンチになると
不思議な力でこうなるんだよ。

――スーパー○イヤ人
モードだと思っといて｣



結局そうまとめてあたしは
ハハッと苦笑いした。



『やっぱそーなんじゃん。

――って、そんなので
わかるかっ！』ってボケ
ツッコミする涼香のそばで、
銀は『なんだそれは』って
顔してるけど。



｢と、とにかく、当麻
クンをどうにかしないと！｣



まだのびたままの彼だけど
ここに放置するのは
さすがにかわいそうだ。



｢どうにかって言っても
――どーすんの？｣


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